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院長 𠮷田 泰之
岩美病院が平成16年(2004年)現在地に、新築移転してから20年余が経過しました。その際に、地域の保健、医療、福祉活動の拠点として、健康づくりや福祉施策、介護サービスなどを総合的に提供することを目的に、病院内に保健福祉や介護在宅部門を併設しました。これは、後の平成26年に制定された医療介護総合確保推進法により制度化された地域医療構想の一部を先取りしたものでした。
岩美病院は、地域の皆様のいのちと健康と生活を守るため、全職員がチームとして、保健、医療、介護、福祉の連携をはかり、中心的役割を果たしてきました。さらにこの度、より皆様に寄り添える地域医療を目指して、長年にわたり岩美病院の医療を支え、地域を熟知する尾﨑隆之前院長を中心に、医療とケアとくらしのセンターを開設しました。地域に求められるニーズに、より細かく対応して参ります。
一方でこの20年余、地域医療の現場は、新型インフルエンザやCOVID-19などの新興感染症の流行、慢性的な医療従事者の人材不足、急激な高齢化や人口減少、大規模災害への備えなど様々な課題に直面し続けています。
私たちは、これらにひとつひとつ対応しながら、これからも岩美病院宣言を念頭に、岩美町の町づくりに貢献し、町民が誇れる病院を目指します。